|
10月19日(水)、リスク研究センターでは、韓国啓明大学のBae Hunkyun氏をお招きして、セミナーを開催いたしました。
|
10月19日(水)、韓国啓明大学環境学部グローバル環境学科のBae Hunkyun博士をお招きし、「Water environment management study for Dae Gyung-Kansai regional association」という題でセミナーを開催しました。
Bae博士のご報告は、カリフォルニア州における海水浴場の水質管理に関する分析を、韓国の河川に適用して分析を行ったものです。まず水質検査や管理に関するいくつかのモデルを提示したうえ、分析の結果についてご報告がありました。「河川を管理する政府は、河川の水質検査を週1回、もしくは10日に1回しか行っていないので、水質の変化はほとんどないようにみえる。しかし水質の検査を毎日行うと水質の変化がみられる。特に雨季や洪水後の水質の変化は非常に大きい。」と述べられました。このような研究は、琵琶湖の水質管理にも適用できると同時に、琵琶湖の水質管理のノウハウを韓国の河川に適用することもできると思われます。したがって、韓国の大邱・慶北広域圏と関西広域圏が水質に関する検査および管理の分野で協力をしていくことは、両地域の環境保全のみならず両地域の持続可能な経済発展にもつながると思われます。
(文責:金秉基)
このホームページに関するご意見・ご質問は
滋賀大学リスク研究センター TEL:0749-27-1404 FAX:0749-27-1189
E-mail: までお願いします。