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報告 中国訪問 2012.3.16

東アジア保険プロジェクトトピックス(2012.4.17)
東北財経大学と共同研究の打合せを行いました

3月16日(金)~19日(月)にかけてリスク研究センター長久保英也教授、楠田浩二教授、近藤豊将准教授、李蓮花特任准教授の4名が東北財経大学を訪問、共同研究についての打合せを行いました。

17日金融学院との打合せメンバー(左から康講師、近藤准教授、久保教授、李特任准教授、施准教授、閻講師
17日金融学院との打合せメンバー
金融学院との共同研究打合せでは、①16日(金)に楠田教授と閻講師による新規共同研究「成長期の負債を持つ生命保険会社の最適ポートフォリオの提案」について議論し、日中の生命保険会社の資産と負債を時系列で把握し、楠田教授による不確実性モデルに乗せることとその基礎となるデータベースの整備について打合せました。②17日(土)には近藤准教授と康講師による新規共同研究「動態的一般均衡理論を用いた高齢化のマクロ的な影響分析」の打合せが行われ、高齢化が利子率やインフレ率に与える影響、各国伝播について研究を進めていくことで合意しました。

また17日(土)は公共管理学院と約6時間にわたり中国公的医療保険プロジェクト打合せを行い、中国側4名、日本側2名から各担当分野の現状と現在までの分析結果が報告、議論されました。次回は8月1日~4日に滋賀大学での研究会を予定しています。
報告内容
1.日中公的医療保険制度の長期財政支出シミュレーションから見た提案
2.中国の医療政策の変遷と医療提供システムの変革
3.大連市都市基本医療保険制度の収支に与える諸要因の分析
4.農村合作医療制度の運営効果:大連市アンケート調査結果報告
5.医療保障における社会保険と民間保険(日中韓の比較分析)
6.中国医療救助制度の現状と課題
7.中国医療保険支払制度における改革の現状と課題

さらに一行は張国際交流処副処長を訪問し、安定的な修士・博士課程学生の滋賀大学への派遣についても議論しました。国際交流処からは「日本に興味を持つ学生は少なくなく、応援したい」と、前向きな意見が出されました。


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