最初に、全てのレポートに共通するごく基本的な注意点・ルールを挙げておきます。
(1)形式等が条件に合致していること
- 字数または項数・提出締め切り・提出方法(媒体・場所など)等の形式的要件に違反することがないように気をつけましょう。
- 表紙が要求されている場合には表紙に、そうでない場合も冒頭に、学籍番号・氏名・表題等の必要事項を記入しましょう。
- 読みやすい字で書きましょう。
(2)日本語の文章になっていること
- 主語・述語、修飾語・被修飾語の係りうけに注意しましょう。読点と句点を適切に用いましょう。誤字・脱字がないように注意しましょう。
- 段落分け・項目分けをして、それらを適切な接続詞等によりつなぐことで、論理構造を明らかにしましょう。
- 常体(だ・である)と敬体(です・ます)のいずれかに統一しましょう。レポートでは常体を用いるのが普通です。
(3)他者の文章等を無断で利用しないこと
- 他者のレポートを丸写ししたり、部分的に改変するだけで提出するのは、カンニング行為と同じです。
- 引用なしに他者の素材(文章・図・表・画像等)を用いることは著作権等の侵害にあたります。必ず出典を明らかにしましょう。