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中国リスクとリスク管理についての研究

ファイナンス学科 教授 有馬 敏則
1、 研究概要
中国は一般によくリスクのデパートといわれる。しかしその内容は千差万別で体系的に整理されたものは余りない。 したがって議論が旨く噛み合わないことが多い。
本研究においては、中国リスクを(1)国際(投資)リスク、(2)金融リスク(為替リスクを含む)、(3)経営リスク、 (4)社会経済リスク(環境・医療・エネルギーリスクを含む)別に体系的に整理すると共に、 そのリスク管理についても考察した。

2、 実施方法及び経過等。
 (1)中国リスクに関するサーベイと最新の中国事情についての検討
(2)中国における国際(投資)リスクの実証的研究
(3)中国における金融リスク・為替切り上げリスクの検討
(4)中国における経営リスク・社会経済リスクの実証的研究

上記の研究結果をもとに、実務家や専門家との討議を行い、中国リスクの体系化とリスク管理についての研究を実施した。
1、 本研究による研究成果の一部を、下記の『彦根論叢』に公表した。
   有馬敏則「準備通貨の多様化と為替リスク」『彦根論叢』第371号(岩崎 恵一教授退職記念論文集) 平成20年3月、pp.1-22.
2、本研究による研究成果は、平成20年7月の『彦根論叢』に掲載予定である。
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