吉村　祐哉　（経済学科）
　　　　2021年3月卒業　三菱商事株式会社に就職

野球人生

　15年間の野球人生の集大成として、大学では準硬式野球部に所属し、3年次にはゲームキャプテンを務めました。「楽しむチームから戦うチームへ」をモットーにチーム改革に挑戦しました。リーグに所属する他チームと比較して、限られた練習時間や部員数の中で、チームのあり方を仲間と共に模索し続けました。5年ぶりの関西トーナメント出場や全国大会出場校からの逆転勝利を掴み取った瞬間の喜びは、今でも鮮明に記憶に残っています。組織としての戦い方を学んだ準硬式野球部での活動でした。

限界突破

　3年次からは、財務諸表分析のゼミに所属し、熱意溢れるゼミ生と共に世界で通用する財務の専門性と問題意識を鍛えました。ゼミでの学びを通じて、世界を舞台に活躍したい、知見や見聞を広げたいという衝動に駆られた私は、1年間の休学を決意して、フィリピン留学とエチオピアの製鉄会社でのビジネスインターンシップに挑戦しました。 特にエチオピアでは、日本と大きくかけ離れた生活環境や文化の違いに圧倒されながらも、自分にできることは何かを考え抜き、行動し続けました。同僚からの信頼を勝ち取り、企業展覧会でのプレゼンターや政府案件の入札プロジェクトのメンバーに選ばれました。「Mr.Japan、いつ帰ってくるんだ？」帰国前日に同僚にかけられたこの言葉は生涯の財産です。

世界を支える

　「不可能の反対は可能ではなく、挑戦だ」これは私のモットーです。滋賀大学で、様々な夢や目標を持った仲間、厳しくも愛のある言葉で挑戦を支えて下さった教授に出会えたからこそ挑戦し続けることができました。大学時代の経験や出会い全てが今の私を作り上げています。滋賀大経済には挑戦を後押ししてくれる環境があります。後輩の皆さんも、人生を激変させる様な出会いや経験を通じて、自身の夢や目標に向かって突き進んでください。
　内定先の三菱商事株式会社には、革新的なアイデアや豊富な事業分野を基盤とし、世界を舞台に、課題をビジネスに変えることのできる環境が整っています。世界中で事業を創造し、世界を支えられるよう、今後も飽くなき挑戦心を胸に邁進していきたいと思います。