経済学部

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そのほかの外国語検定試験

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【ドイツ語】

 ドイツ語では以下の三つが国際的に通用する検定試験です。
  1. ゲーテ・インスティトゥートの検定試験
    Start Deutsch 1、Start Deutsch 2、ZD(Zertifikat Deutsch ドイツ語基礎統一試験)、ZMP(Zentrale Mittelstufenprufung ドイツ語中級統一試験)など、いろいろなレベルの試験があります。ZDは日常的な場面においてドイツ語で生活することを証明する試験です。ZMPは中級程度のドイツ語の知識があることを証明する試験で、ドイツの多くの大学ではこの試験を大学入学レベルに必要なドイツ語能力を証明するものと認めています。
  2. オーストリア政府ドイツ語能力検定試験(OSD)
    現在この検定試験はドイツ語能力を国際的に証明する検定試験として、年間4万人以上が受験しています。文法などが中心のほかの検定試験とは異なり、「読む・聴く・書く・話す」コミュニケーションの能力が主体となっている検定です。そのため、オーストリアでの滞在や留学などを目指す場合に有利な検定です。
  3. Test DaF(DaF = Deutsch als Fremdsprache:外国語としてのドイツ語)
    ドイツのテスト・ダフ・インスティトゥート(TDI)が実施するドイツ語能力を認定するための試験です。ドイツの大学に入学するための語学能力資格として公式に認められており、世界の約80カ国、300カ所以上で受験することが可能です。この検定試験では、3つのレベル(TDN 3~5)で合格判定が出されます。'TDN 5'が最高です。読解・聴解・口述の4科目すべてで'TDN 4'を取れば、基本的にどの大学のどの学部でも留学可能です。また'TDN 3'でも、入学が許可される大学や学部も相当数あります。

【フランス語】

 フランス語で国際的に通用する検定試験は、フランス教育省が認定する公的な免状のDELF、DALFです。資格はヨーロッパ言語共通参照枠にもとづいて下位のA1、A2、B1、B2(以上、DELF)と上位のC1、C2(以上、DALF)の六つに分けられています。試験内容は聴解、読解、作文、口述の四つです。DALF C1を取得すると、フランスの大学に入学する際のフランス語能力評価試験が免除されます。

【中国語】

 中国語で国際的に通用する検定試験は、中国政府が認定する漢語水平考試(HSK)です。試験は筆記試験と口述試験の大きく二種類に分かれています。資格はヨーロッパ言語共通参照枠に準拠しており、筆記試験は1~6級(1級がA1に相当し、6級が最上級となります)、口述試験は初級(A1、A2相当)、中級(B1、B2相当)、高級(C1、C2相当)です。

【スペイン語】

 スペイン語で国際的に通用する検定試験は、スペイン文部省のもと日本ではセルバンテス文化センターが実施する外国語としてのスペイン語検定試験、DELEです。DELEはフランス語のDELF/DALFと同様にヨーロッパ言語共通参照枠にもとづいて下から順にA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階に分かれています。試験内容は聴解、読解、作文、口述の四つです。B2を取得できれば、スペイン語圏の大学に留学するのに必要なスペイン語力があると考えられます。