経済学部

TOP学部紹介大学院経済学研究科 ≫ 魅力ある大学院教育への取組・計画

魅力ある大学院教育への取組・計画

 本事業における大学院教育の実質化のための具体的な教育取組は、
次の2点に集約されます。
中国東北財経大学施設で本学博士後期課程院生および前期課程選抜院生、計20名と東北財経大学院生を対象に、共同教育プログラムを実施します。具体的には、本学教員と東北財経大教員の共同指導の下、以下の取組をします。
 (1)既存リスク管理ソフトの適用実験をベースとして、
  実践的なリスク管理ソフトの共同開発
 (2)両国事情を踏まえたリスク講義
 (3)中国リスクに関する両国院生合同ワークショップ
 (4)JICA(国際協力機構)と連携し、
  大連市進出日系企業、経済特区の現地調査研究の実施
この取組により、異文化の中での本学院生の実践的リスク体験と研究調査により「リスクリサーチャー」育成の教育研究の実質化を図ります。本学院生の現代リスク管理・研究への理解を深め、課題発見・問題解決能力および研究上のコラボレーション能力や国際性の涵養を目指します。
本取組は、D1は必修の実習科目である「フィールドワーク」、D2は「プロジェクト研究」の単位取得と位置づけられます。
研究活動への評価を通し、院生の研究の質を確保し高めるため、院生の内外学会報告の強化を図ます。本学院生が「リスクリサーチャー」として確かな質を持つものと評価され、研究実績を活かしうる職を得るためには、研究成果の発表が不可欠です。さらに、本取組の成果の社会的評価を受ける上でも、申請プログラムを含む研究成果報告機会の充実は求められます。
本研究科では、博士後期課程中、最低2回の学会報告と3本以上の論文公表を義務づけていますが、これを一層支援するためには、単に研究指導上の充実だけでは不十分です。学会報告に向けてのプレゼンテーション用機器の環境整備とその機器による実習も不可欠です。
さらに、RA・TAへの任用による学修支援、学会報告支援などの支援事業を実施します。

戻る