平成19年度博士学位取得者研究報告会
同研究報告会は、修了生の博士論文の質的水準を学外有識者の方々に評価していただくことを趣旨として開催されたもので、博士号取得者及び博士号取得内定者の「博士論文報告」を聴講して、報告内容、報告態度及び報告者と指導教員やフロアーから質問や意見を受けるものである。
また、本報告会は、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組を重点的に支援する文部科学省の事業である「魅力ある大学院教育」イニシアティブに同研究科の「リスクリサーチャー養成の教育プログラム」が採択され、その一環として報告会を昨年度に引き続き一般に公開する形で、学外で開催したものである。
同報告会では、報告者3名、指導教員等教員10名、大学院生7名(博士前期課程院生1名を含む)が参加、外部評価者として、一ノ瀬 篤氏(桃山学院大学経済学部教授)、中島将隆氏(日本証券経済研究所特別嘱託研究員、甲南大学名誉教授)、堀川 馨氏(陵水会理事長)を招き、発表態度、プレゼンテーション能力、指導教員等による教育研究指導体制、博士論文内容などについての評価を受けた。
1.『市場型金融モデルにおける機能不全
リスクとその対策』
志 馬 祥 紀
指導教員:二上 季代司、有馬 敏則、
小川 功
2.『RISK OF UNFAIR TRADING PRACTICES :
CAN THE WTO PROMOTE FAIR TRADE ?』
ZIAUL ABEDIN
指導教員:小田野 純丸 、小倉 明浩、
大川 良文
3.『中国における投資信託のパフォーマンス
評価』
張 文遠
指導教員:二上 季代司、有馬 敏則、堀本 三郎