第21代理事長 中村 勝

6月6日の陵水会総会で理事長にご推挙頂きました大学25回卒の中村勝です。 今年は、陵水会設立から丁度100年目に当たります。そうした長い歴史のある陵水会の理事長に選任されました事を大変光栄に思いますと共に、身の引き締まる思いです。山田前々理事長は、彦根高等商業学校設立百周年記念事業を成功裏に導かれ、池田前理事長は長年懸案であった陵水会の財務基盤の立て直しに尽力されました。私は、お二人の後を継いで、次の百年に向けての陵水会組織力と財務基盤の更なる強化を進めたいと思います。その為に、全国におられる2万人強の陵水会員皆様のご支援と積極的な各支部活動へのご参加をお願いする次第です。
ご承知の通り、母校滋賀大学は、2017年4月に日本初のデータサイエンス学部を創設しました。その後、世の中のニーズと相まって、同学部に対する受験生の人気は高まっていますが、近年同じ様な学部を新設する大学も多く、今後、先駆者である母校の真価が問われる事になると思います。一方、長きに亘り有能な産業人を多数輩出してきた経済学部の経済界に於ける存在感は高く、データサイエンス学部と合わせた文理融合を理念とした大学としての発展が期待されています。18歳人口が100万人を割るとされる2035年まで、残り10年を切った今、大学間の競争はますます激しくなると思います。母校滋賀大学がこうした競争を通して教育を磨き、「人材立国」を担う存在になることを期待してやみません。母校滋賀大学が時代の要請に沿って発展して行く事は我々同窓生にとっても大きな喜びであります。陵水会は、大学の一層の発展に歩調を合わせて、大学から期待される支援を継続して行きたいと思います。
一方、彦根という地方都市で一緒に学生生活を送った青春時代の思い出は格別なものであり、同窓生同士の繋がりは何物にも代えがたいものだと思います。陵水会が、各支部を通して会員同士の親睦を深め、更には世代を超えた新しい出会いを作る場となれば、これにまさる喜びはありません。陵水会は支部活動を支援し、皆さまが積極的に支部活動に参加され、更には支部間の交流を通じて、全国レベルでその活動が活発になる様な組織を目指したいと思います。支部活動に協力頂ける方は、是非、所属支部の支部長にコンタクトして頂きたいと思います。
最近、多くの大学が同窓会との繋がりを再認識して、同窓会との連携を強化しております。この点、陵水会は長年に亘り、母校滋賀大学との関係が緊密であると自負しています。これはひとえに陵水会会員皆様の母校愛が強いからだと思います。彦根で青春時代を送った経験を共有する同窓生が、年代を超えて懇親を深めながら、物心両面で母校の発展に寄与する様な組織作りを目指したいと思いますので、これからもご支援・ご鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げます。
令和8年6月6日
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