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日時:2008年2月28日(木)15:00~16:30
会場:大学サテライトプラザ彦根(JR彦根駅前アルプラザ彦根6階)
講師:荻原 洋氏
(野村證券株式会社金融市場情報管理部リサーチ担当部長兼調査課長・
滋賀大学リスク研究センター特任教授)
◆講師略歴◆
昭和52年野村総合研究所入社、ロンドン勤務、経済調査部、投資調査部をへて平成6年同社ドイツ社長、平成16年野村證券株式会社金融経済研究所に転籍、 現在金融市場情報管理部に在職する傍ら、平成19年11月より滋賀大学リスク研究センター特任教授を兼任。
(本日の講演について)
荻原洋氏(リスク研究センター特任教授)による「サブプライム問題」に関するセミナーを盛況のうちに終了することができました。世界経済の行方に大きな波紋を投げかけている問題であるだけに、60名を越える参加者を迎えることができました。荻原氏は、複雑な証券化問題に変容してしまったこの問題の全容理解のためにサブプライム問題の発生原因から、問題の対処の最新の仕組状況まで平明に解説、ついで欧米の金融当局の積極的な取組姿勢によって、問題の沈静化が見え始めている現状について最新の資料を参考に説明を加え、さらに、今年の世界経済とわが国の経済動向の見通しを詳細に解説されました。また参加者から出された難解な質問についても金融界の現状解説を織り込みながらの丁寧な解説があり、熱心に聞き入る聴衆の様子が印象的なセミナーとなりました。
滋賀大学経済学部附属リスク研究センター
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