|
『ソーシャル・キャピタルとローカル・ガバナンス』
日時: 平成18年5月8日(月)16:00~18:00
会場: 経済学部第二校舎棟5階 545共同研究室
司会: 北村 裕明教授 (本学経済学部)
大阪大学の山内直人教授を招いてのセミナー「ソーシャル・キャピタルとローカル・ガバナンス」が、5月8日開催された。出席者は、教員・大学院生あわせて 14名であった。本研究会は、地域リスクという形で、共同の研究を実施する可能性を探るための最初のセミナーでもある。 山内教授からは、近年学界でも、政策形成者の間でも注目を浴びている、ソーシャル・キャピタルをめぐって、以下の3つの柱に分けて報告が行われた。(1)なぜソーシャ ル・キャピタルが注目を浴びるようになったのか、ソーシャル・キャピタルとはどのような概念か (2)ソーシャル・キャピタルをどのように実証的に把握するのか (3) ソーシャル・キャピタル論が、政策形成にどのようなインパクトを与えているのか である。
山内報告を受けて、ソーシャル・キャピタル概念の有効性、ソーシャル・キャピタルの実証把握の方法、政策的インプリケーションの意義について、活発な討論が行われた。 (文責 北村裕明)
主催:滋賀大学経済学部附属リスク研究センター
TEL:0749-27-1404(内線396) FAX:0749-27-1189
e-mail address:risk@biwako.shiga-u.ac.jp
リスク研究センターホームページへ