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ハノイ国民経済大学との共同研究交流とシンポジウ開催

経済学科 教授 山田 和代
 滋賀大学とハノイ国民経済大学(NEU)との研究交流協定のもとで、研究代表者山田はベトナムの労働市場の研究をテーマにして、これまでに研究助成金や経済学部付属リスク研究センター等からの支援をいただき、NEUの研究者と研究交流やセミナー発表を行ってきた。
 この度、その共同研究パートナーである、国際経済学部のNguyen Nhu Binh先生と労働学部のNgo Quynh An先生を招聘し、共同研究会を実施した。あわせて研究のひとつの節目として、同時に今後の研究発展をねらいとして、両先生を含めたベトナム経済発展の新段階に関するシンポジウムを本学術後援基金の支援のもとで開催した。
   両先生を招聘したシンポジウムは、2014年6月18日、滋賀大学彦根キャンパス・総合研究棟(士魂商才館)において、「「ドイモイ」の次の成長戦略は何か? ベトナムの経済、雇用、直接投資を考える」と題して実施した。このシンポジウム開催は、経済学部付属リスク研究センターが主催し、ベトナム社会主義共和国領事館、JETRO大阪本部、関西経済連合会からの後援というように、主要な諸機関の賛同・協力を得ることもできた。
 両先生のテーマは次である。
・Nguyen Nhu Binh先生「新たなドイモイ政策が直面する挑戦」
・Ngo Quynh An先生「ベトナムの国際経済参入期における女性の労働と職業」
シンポジウムでは、両先生の報告に対して研究パートナーである本学部小田野純丸先生や山田から通訳やコメントを述べる機会もあり、充実した内容で構成することができた。経済学部教員、学生、留学生など多数参加をいただき、ベトナム経済発展について関心を高める良い機会になったと考えている。盛大に無事終えることができた。


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