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歴史系博物館における事業展開と先進的取組みについての研究

社会システム学科 准教授 青柳 周一
研 究 成 果
 先進的な事業展開に取り組む歴史系博物館として、江戸東京博物館(東京)、山梨県立博物館(山梨県笛吹市)、横浜開港資料館・横浜市歴史博物館(横浜市)、佐賀県立博物館・美術館(佐賀市)、佐賀成本丸歴史館(同)、九州国立博物館(太宰府市)、長崎歴史文化博物館(長崎市)を選択し、それぞれについて現地視察を行なった。とくに山梨県立博物館では学芸員に展示技法や地域住民との連携に関するインタビューを行ない、九州国立博物館では博物館資料保管庫の見学(バックヤードツアー)に参加することができた。これら博物館視察を通じて、博物館資料の展示・保管の最新技術、地域社会における博物館の存在意義、自治体による文化行政への博物館の位置づけ、地域住民と博物館との連携のあり方などについて検討を深め、その上で滋賀県の博物館をめぐる行政上の諸問題を分析して、「〈研究ノート〉滋賀県における博物館問題をめぐって―滋賀県立琵琶湖文化館を中心に―」を執筆した。(平成22年3月『彦根論叢』第383号に掲載)
 本研究において収集した各博物館の諸事業に関する資料・データ類と、実際の展示や保管庫などを撮影した画像、および購入した博物館学関係の書籍については、今後の本学での博物館学教育や、経済学部附属史料館における史資料の展示・保管・公開などの実践に役立てる所存である。
結果発表
 1.結果発表の時期 平成22年3月
  2.結果発表の方法 『彦根論叢』第383号に研究ノートを掲載。

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