昨今ではその数がかなり減少したといわれる里山集落。しかし里山にはコミュニティを維持・継続させていくための仕組みや機能が備わっています。そこで身近な里山である荒神山石寺に住み、滋賀県立大学の地域共生センターの特任研究員でおられる水野華織さんに「里山でのくらしとはどんなものか」「マチとムラ(里山)のくらしの違いはなんなのか」をご自身の体験と共にお話しいただきました。グループディスカッションでは参加者が各々の趣味やライフスタイルを共有した後、それらを里山・田舎・ムラと組み合わせると何が実現できるかを話し合いました。普段は「マチ」で暮らす学生が多かったため「ムラ」での暮らしぶりを聞くことにより、新たな価値観の形成につながったようです。
開催日 2017年11月22日
講 師 水野 華織さん 滋賀県立大学地域共生センター特任研究員