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最終プレゼン!3案を発表! 企業連携プロジェクト「高校生の地域活性化アイデアをカタチに」の成果報告・審査会を開催

平和堂・キリンビール・ブリヂストン(以下、HKBとする)と本学との産学連携プログラム「プロジェクト科目・企業連携プロジェクト2021秋・高校生の地域活性化アイデアをカタチに」の成果報告・審査会を令和4年1月20日に、本学彦根キャンパスにて開催しました。エクササイズ in ヒコネキャッスル (彦根翔西館高校)、インスタ映えまとめマップ (近江高校)、リサイクル商品のブランド化 (彦根工業高校)のプロジェクトごとに大学生チームが発表を行いました。



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「エクササイズ in ヒコネキャッスル」に取り組んだチームでは、まずは実際に彦根城に登城し調査を実施。彦根城の登城が高齢者にとってハードであることと、エクササイズの仕組みを継続的なものにするには、その担い手の確保などの難しさもあると分かった。そこで、エクササイズプロジェクトの継続性を考え、活用できる資源のある滋賀大学に着目し、食堂やカフェがある大学校内は、散策に加え、エクササイズの目的になり得るのではないかとの仮説を立て、大学近隣の高齢者施設で滋賀大学の認知度や大学施設の利用希望の有無などの調査を行いました。調査結果から食堂やカフェの利用ニーズがあることが分かり、大学生協と交渉を重ね、地域の方が利用可能な時間帯や料金を定めることを条件に地域の方の利用可能性が開けました。プロジェクトを「エクササイズ in滋賀大学」として令和4年度の春学期からの試行案を発表しました。

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「インスタ映えまとめマップ」に取り組んだチームは、高校生からのまとめマップをベースに、インスタというデジタルとマップというアナログをどう組み合わせるかを模索した結果、思い出フォトブックの制作を提案しました。特にコンテンツを工夫し、好きなスポットや紹介したいスポットを掲載するのではなく、好きであったり、紹介したいと思う気持ちの根本にある想いを紹介し、共感の得やすさを工夫しました。担当学生らは、実際に街へ出て撮影とインタビュー、記事作成を行い、フォトブックのプロトタイプを完成しました。実際のフォトブックでは、彦根市内の幅広い世代の協力を得て、10スポット・30ページ程度のものを完成したいと意気込みを語りました。

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「リサイクル商品のブランド化」を担当したチームでは、HRPHikone Recycle Project)の名称とそのブランドロゴをペットポトルキャップで作成したオブジェとひこにゃん型のペットボトルキャップ回収ボックスを提案しました。プロジェクト当初は、プラスチックを再加工した商品企画を検討しましたが、コストが大きく断念せざるを得なくなったことから、彦根におけるプラスチック問題を再検討する中で、観光地でのペットボトルやキャップ回収に課題があることに着目し、回収を啓発するロゴデザインとキャップ回収ボックスの提案になりました。発表会では、彦根市社会福祉協議会から提供を受けたペットボトルキャップを使い、オリジナルロゴのオブジェも披露しました。

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この報告・審査会には彦根市とHKBの3社の出席を得て、それぞれ取り組みに対し、コメントをいただきました。審査結果は2月上旬に発表され、最優秀プロジェクトはHKBからの協力を得て、実現される予定です。

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【問い合わせ】

地域連携教育推進室 TEL 0749-27-1348