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社会人基礎力向上プロジェクト2019秋「対人支援のプロから学ぶスゴ技!-コミュニケーション・課題解決・伝え方のスキル」

本プロジェクト科目は地域実践型PBL学習を通じた地域理解と複眼的思考の体得、社会人基礎力の向上を目的に、湖東地域障害者自立支援協議会との連携により福祉のプロフェッショナルによる対人スキル指導と施設見学を行いました。

 授業は1年から4年生の51名が履修し、毎回の授業では湖東地域障害者自立支援協議会から講師に来ていただき、対人スキル、課題解決思考、伝え方のスキル、ファシリテーションのスキルのそれぞれをグループワークを交えながら教えていただきました。また、施設見学では4グループに分かれて、就労移行支援事業所のjob leadさん、就労継続支援B型事業所のHEARTWORK結さんを見学させていただきました。

 普段の大学での学びや学生生活では福祉を身近に感じていない中で、福祉業界の理解を前面に押し出すのではなく、福祉の専門家の持つ様々なスキルを学ぶという構成にすることで、福祉業界への距離を縮めてもらえたのではないかと思います。

 授業後半では、障害者施設の事件や障がい者のスピーチ動画を見て考え、障がいを正面から考える時間もありました。学生らはスキルを学ぶ時とは全く異なり、重々しい表情をしながら、障がいを自分ごととして捉え始めていたことが印象に残りました。

 今年はじめて取り組みました湖東地域障害者自立支援協議会との連携プログラムですが、ふりかえりをした上で、来年度にも取り組みを継続していきたいと考えています。