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グローバル・インターンシップ2018年夏・2019年春

このプロジェクト科目では、長期休暇中にアメリカ・シアトルに3週間滞在して、セミナーや現地視察、インターン実習を通してリーダーシップについて学びます。プログラムは米国NPO法人iLEAPが運営し、英語で行われます。8~9月に実施された研修には、本学から1年生1名、3年生3名が参加し、他大学からの参加者と一緒に学びました。また春休み中の2~3月に実施される研修にも、本学から1年生3名、2年生1名が参加します。

プログラムは平日朝から夕方まであり、リーダーシップとは何かを考えるセミナー、社会活動をする企業やNPOの現場視察、インターン実習を通したグループプロジェクト、自己理解を深めるリフレクションなどに分かれています。学生たちは特に、日本でこれまで深く向き合ってこなかった「自分」について、過去を振り返りながら見つめ直すセッションに感銘を受けたようです。また先頭に立って問題を解決する人間だけがリーダーなのではなく、アイデアを出すなど自分の得意なことを活かしてグループに貢献することもリーダーシップなのだと知り、自分の強みを自覚できたと話す学生もいました。

シアトルはソーシャルビジネスやNPO活動が活発な土地です。現場視察では、ゲイツ財団や、ホームレス・失業者にレストランでの就業訓練の機会を提供する団体などを訪問しました。またホームレスの人々のための住宅支援や、フードロス問題に取り組む団体などでインターンを行い、課題解決や提言を行うグループワークにも取り組みました。

滞在中、学生たちはアメリカ人の家庭にホームステイをしました。コミュニケーションの行き違いや、多文化的な家庭環境に最初は戸惑った学生もいましたが、積極的に現地の環境に溶け込み、異文化体験を楽しむことができたようです。

帰国後の報告会では、自分の長所に気づいて自信を持てた、将来を真剣に考えるきっかけになったといった声が聞かれ、どの学生も大きく成長した印象を受けました。自分が社会にどう貢献できるかを考え、就職活動へと繋げた学生もいます。また、同じ志を持った他大学生と知り合えることも、このプログラムの魅力の一つであり、帰国後も友情を深めているようです。

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