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働き方探求プロジェクト2018年春「市議会議員と地方自治について考えよう」

このプロジェクト科目は、彦根市議会と経済学部の連携協定のもと、地方自治や選挙についての講義、市議会議員や議会事務局による講義、市議会傍聴、議会報告会への参加を通じて、地方政治について考え、理解を深めるとともに、自らのライフデザインを考えるきっかけを提供することを目指しました。地方自治に関心のある1年生から4年生の34名が履修しました。

 授業では、宗野隆俊先生から「地方自治について」、武永 淳先生から「選挙の仕組みについて」の講義を受け、また市議会事務局から議会と事務局の仕事についても講義をしていただきました。市議会議員をゲスト講師として招聘し、議員になった経緯や今取り組んでいることなどをテーマにグループディスカッションも行いました。彦根市議会6月議会への傍聴では、現場の緊張感も味わいました。さらに市議会が発行している「ひこね市議会だより」の改善を若者目線で議論し、提案も行いました。これらの取り組みを通じて地方自治や政治家という仕事を身近に感じるとともに、その重要性を理解することができました。

 今回のプログラムは、知識を学ぶだけでなく、大学生自らがファシリテーションの手法を身につけることも目標の一つにしていました。講義としてファシリテーションについて理解を深めながら、実際に学生同士のグループワークを通じてファシリテーションスキルを磨きました。その上で、市議会が主催で7月13日に開催した議会報告会「カタリバ」では、「考えよう 彦根の農業」をテーマにしたワークショップ全体のファシリテーションと各グループのファシリテーションの両方を、大学生が行うことができました。今後も彦根市議会との連携協定を活かし、取り組みを継続していきたいと思います。

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