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「外国人観光客の実態に迫る」-Youは何しにHikoneへ

地域活性化プロジェクト2017春&秋
「外国人観光客の実態に迫る」-Youは何しにHikoneへ

このプロジェクト科目は、地域実践型PBL学習を通じた地域理解と複眼的思考の体得、社会人基礎力の向上、専門的知識の活用を目的としたプロジェクト科目として実施しました。滑田明暢先生と柴田雅美が担当しました。彦根への外国人観光客を対象にしたプロジェクト科目は、2015年から継続して取り組んでいるもので、インバウンド観光客の行動調査・分析は2017年から2年目になります。

春学期24名・秋学期35名の履修がありました。春学期では昨年度に引き続き、(社)彦根観光協会、彦根市産業部観光企画課などの協力を得て、彦根市における観光(特にインバウンド)の現状を学んだ後、学生はグループワークとしてグループに分けれ、彦根市への外国人観光客を同行調査しました。授業の後半は調査データの分析と改善提案をまとめ、成果報告会にて発表しました。

秋学期では、これまでのヒアリングからの情報を中心とした調査・分析に加え、滑田先生の指導による行動観察分析を取り入れ、外国人観光客の深いニーズまで読み解くことを目指しました。調査結果は公開の完成報告会として、彦根観光協会や近江ツーリズムボード、彦根ボランティアガイド協会の皆さんの前で発表し、活発な質疑応答がありました。

大学生にとっては、2020年の東京オリンピックを控え、今後も増え続けることが予想されるインバウンド観光客と直接コミュニケーションし、ニーズを知ることができたり、インバウンド観光客を地域の経済活動とどのように結びつけていけばよいのかを考える貴重な機会となりました。

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