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働き方探究プロジェクト2014夏 これからの企業と経済を考える-報告

本プロジェクト科目は、京都産業大学や一般社団法人オープン・ガーデンが主催するプログラム「RELEASE; U30」と連動して実施しました。6月末のキックオフから11月初めの発表会まで、他大学の大学生や若手社会人とともに「より良い未来のためのビジネス」をデザインするために悪戦苦闘する4か月間でした。とくに、参画企業の経営者や担当者から直接本音のフィードバックをもらいながらアイディアを練り上げたことは、学内だけではできない貴重な体験となったのではないかと思います。

プログラムは3部構成で進み、6月末から8月までは参画企業およびその課題の背景を知り、9月から10月は課題を解決するためのアイディアを練り上げ、そして11月3日に解決のためのビジネス・アイディアを発表して、今後具体化していくかどうかは各企業が決断する、という流れでした。主に京都で開催される全体イベントや課題グループごとのセッションに参加しつつ、学内でも事前学習やフォローアップを行いました。

履修生にとって、頻繁に京都まで通うことはかなり大変だったようですが、多様なメンバーでの創発的なアイディアの出し方やまとめ方についてアドバイスを受けたり、オンラインツールを活用したやりとりの仕方を体験したりできたことは、今後も大学での活動や社会人生活でも役立てていってほしいと思います。

履修した学生からは、「自分だけでは思いつかないようなアイディアの発想法に驚いた。将来、企画の仕事をしたいので、ここで実践・体感したことをそのまま将来に役立てたい。」「抽象的なアイディアを具体的に落とし込んでいく難しさを、身を持って知ることができた。」「Release;への参加を通して、課題解決においては、『未来から考える』こと、そして『自分視点で考える』ことが重要だと感じた。」「ファシリテーショングラフィックスという、イラストを使った会議のまとめ方の手法に出会えたことが衝撃的だった。今後、練習して自分のものにしていきたい」などの感想がありました。