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働き方探求プロジェクト2013秋 行政の課題解決プロジェクト

働き方探求プロジェクトの一環として、彦根市都市建設部交通対策課の協力のもと、履修生18名で実施した。授業では彦根市における自転車問題と公共交通問題の現状と行政の取り組みについて学んだ上で、放置自転車問題、交通安全教室、路線バスの乗車向上の3つの課題に対し学生による課題解決プランを企画・検証し、提案として彦根市長へプレゼンテーションを行った。

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学生からは、「啓発や対策、行政の仕事は終わりのない仕事だと思った」、「自転車の盗難・パンクが多発するなかで、自分ごととして放置自転車対策に取り組めた」、「自分たち学生の自転車マナーの悪さを改めて認識した。授業後も取り組みを続けたい」などの感想を得た。

【課題と所感】
どのプロジェクト科目にも共通するが、単位取得が履修動機である学生が多く、特に授業の初期においては、主体性に欠ける学生が見られる。授業は教員が作り、学生が受けるという姿勢ではなく、学生自身も授業を作る者であることを体で理解してもらう仕掛けが必要である。 このプロジェクトでは、具体的な方向性やグループでの自分の役割が見えてくると主体的に活動を始めた。毎回の授業に彦根市交通対策課の職員に参加していただき、学生への助言者になっていただいたこと、最終プレゼンを彦根市長へ提言したことも、机上の空論ではない現実の行政課題に取り組んでいるという臨場感を演出できたと思う。これを機会に滋賀大生の行政課題へのチャレンジを広めたい。

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