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社会人基礎力育成プロジェクト2012春(体を使った即興(インプロ)手法を使って―報告

社会人基礎力育成プロジェクト2012春「即興表現を学ぶ」
授業風景1

平成24年度就業力育成支援事業の一環として、学生の「個人の想像力を育て、感性を豊かにし、自発性を養う、他者との関わりを育む力」を育成することを目的に、体を使う即興表現の手法を活用したワークショップ型講義として本学1年生から4年生まで18名が参加しておこなった。

知識を教示する講義ではなく、講義を通じて参加学生が学びとり、いかに自発的に動けるようになるかを重視し、具体的には、15回のうち前半は、頭で考えないこと、失敗を恐れないこと、人との関わりにおいてオファー(投掛け)を意識することなどを念頭に、即興(インプロ)ゲームを中心とした授業を実施。後半は、学生自身の体験を語り、その内容を即興で演じるプレイバック劇の手法を用いて実演を繰り返し行いました。

学生からは、「当初面識のない学生ばかりだったが、ワークを通じてすぐに仲間になれた」、「相手の話を取ってしまう傾向があることが分かった。「Yes, and」で相手の話に話題を重ねていくと話題が広がるし、コミュニケーションがとりやすいとも感じた」、「会話ではどうしても頭で先に考えてしまっていた。これは相手の話を聞いていないということだ。授業では「今」に集中してトレーニングしたが、継続したい」、「これまで学校でイライラすることも多かったが、この授業があって今期は落ち着いて過ごせた。素の自分を出せることが良かったと思う」など講義型の授業が多いなか、体を使う学習の効果が見られたプロジェクトでした。

授業風景2