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働き方探求プロジェクト2012春・夏 学童保育で学ぶ―報告

働き方探求プロジェクト2012春「NPO法人芹川の子育て支援に学ぶ」
妖怪探検

平成24年度就業力育成支援事業の一環として、社会で働く様々な人々との交流を通じた社会体験・学びの場としてNPO法人芹川が運営する学童保育の現場体験を通じた「働き方探求プロジェクト・NPO法人芹川に学ぶ」を実施しました。

このプロジェクトは今年で2年目を迎え、去る平成24年5月23日~8月31日の活動期間に本学2年生から4年生まで8名が参加、彦根市立城西小学校の学童保育教室にて、小学校の夏休み期間の学童保育の補助とイベントの企画・運営を行いました。

このNPO法人芹川は「子どもたちを地域で育てる」を理念に、市内4小学校の学童保育を運営しています。特に夏期プログラムでは、"学童保育の子どもたちには家でのんびりと過ごす夏休みがなく、夏休みも毎日小学校(学童)へ通ってくる"という現状から、夏休みの学童保育を楽しく、思い出深いものにしようと毎年工夫を凝らしたプログラムを実施されています。今年は、地元や比叡山にいる"天狗"から「小学校近隣の妖怪伝承を探ってくれ」との依頼を受け、街なか妖怪探検を実施し、妖怪マップを作成するプログラムでした。

会議風景

本学学生は、妖怪からの"手紙"づくりと街なか妖怪探検のために市内を奔走。滋賀大学の近くに伝承が残る「つるべ降ろし」や「馬の首」、宗安寺に伝わる「四角い火の玉」、「牛の声」、江國寺の「大入道」などそれぞれの妖怪からの手紙を制作、妖怪探検の散策で街なかに仕掛けました。また、学生自主企画として、本学教室を使った「お化け屋敷」も行いました。

学生からは、「単なる子どもたちの預かり・保育ではなく、子どもたちの未来につながる教育として活動されていた。とても意義があると思った。夏休みで非常に暑い中、子どもたちと触れ合うことは予想以上にしんどかった。地域に入り込んで人と出会うことから気づきをもらい自分を振り返る機会になった。通学していてもほとんど知らなかった歴史を学ぶ機会もあり楽しかった。自分が今いる時間と場所を大事にしたい。」など感想がありました。学びの多いプロジェクトになりました。

妖怪探検2

妖怪探検2