講師:木島 洋嗣氏
(Tree Islands Singapore Pte Ltd 代表、経営コンサルタント)
- 日時: 平成23年5月31日(火)10:30~12:00
- 場所: 545共同研究室
下記の質問について、あなたの価値観が大幅に変わります!
・あなたは彦根を出たら東京に向かうのか。東京は今の時代、都会なのか。
・会社で働く、税金を払う、貿易をする、ということは難しいことなのか。
・日本より簡単にビジネスができる国なんてあるのか。
・民主主義とは。政府とは。企業は競争しているが、国は競争しないのか。
講師プロフィール(木島洋嗣氏)
- 大手及び中小の日系企業を中心に、シンガポール進出・アジア進出・世界進出の経営コンサルティングにかかわる。「シンガポールは、アジアのみならず世界のゲートウェイ。シンガポール経由で世界とビジネスする支援をしています。
- 1997年 上智大学経済学部卒業
- 1997年 アメリカのシンクタンク Institute for Global Policyに勤務
- 1999年 株式会社リクルート入社。地域活性事業部、キャリア教育プロジェクト、経営企画室、社長室などを歴任
- 2004年 日本で独立。大手企業、大学、地方自治体の経営・人事コンサルティングにかかわる。
- 2009年 シンガポールに引越。シンガポールにも会社設立。
開催レポート
講演の概要:
・グローバリゼーションの考え方
・日本と世界・シンガポールの比較
・世界の中から最適と思われる場所で生活する、仕事をするという考え方
・調達・生産・物流・研究開発・人事などあらゆる統括拠点のグローバル化
例えば、日本郵船の本社がシンガポールに立地している事例など。
・グローバル人材=英語力、論理的思考、切り開く力(コミュニケーション)
質疑応答や終了後への講師質問では、学生は10名ほどが質問に詰め寄った。
参加者:113名
アンケートより:
・産業の空洞化とよく言われるが、なぜそれが起こるのかというロジックは何も知らなかった。今の日本の制度のままでは、"先進国日本"ではいられないと思った。
・企業の国籍が変わりつつある、という話は大変印象的でおもしろいと感じました。
・インターネットや本からは知ることができないタイムリーな世界の情勢やグローバルな視点を学べた。
・今まで自分が考えていたグローバル人材についての考え方が変わった。自分の視野の狭さを改めて思い知った。