経済学部

TOP 滋賀大経済 最前線滋賀大経済 最前線2019滋賀大経済 最前線 梅村さんからの報告

滋賀大経済 最前線 梅村さんからの報告

→滋賀大経済 最前線Top へ戻る
 →次へ (他の方の報告へ)

梅村 隆司 (社会システム学科)
    2020年3月卒業 三井物産株式会社に就職

人生を変えた2年間

イメージ
8時間ぶっ通しで討論する真夏の耐久ゼミ
 私にとって、大学のゼミが人生の転換点でした。3年次の1年間で、ファイナンスや統計の専門分野を鍛え、人生哲学や社会に対する考え方など多くのことを学びました。財務諸表分析の面白さに取り憑かれた私は、時間があれば参考書を読みふけってしまうほど熱中しました。また、ゼミで身に着けた力を活かして社会のために何かできないか、本気でそう考えるようになりました。共に時間を過ごした同期は生涯の宝です。ゼミを通じて、本当に沢山の"人生の財産"を得ることができました。

世界のために何か行動したい

イメージ
ガーナの農村で共に暮らす村人たちと
 ゼミでの学びから、何か社会の為に行動したいという衝動に駆られた私は、3年次修了後の1年間を費やし、フィリピンでの留学とガーナでの栄養改善に関するビジネスインターンシップに挑戦しました。貧困問題の解決に関心を持ったのがキッカケです。
 ガーナでは、灌漑事業の営業を行うはずが、実際には農村で一人放置され、仕事もない状況でした。そんな中、マラリアに2度も感染するという悲惨な状況に陥りましたが、何も成果を上げずに帰ってなるものかと思い、そこから奮起して、安価で栄養価も高い豆腐スイーツを開発し、販売まで漕ぎつけました。利益の金額からすればささやかな取り組みでしたが、幼い子供から老人に至るまで異国の地で多くの人々に喜ばれ、手ごたえを感じる経験となりました。
 そして、途上国の悲惨な現状とそこに住む人々の愛情を全身で受け止められたことは、自身の人生設計に大きな影響を与えました。



どう生きるべきか分からない人たちへ

 大学生活は4年間、長いようであっという間に過ぎ去っていきます。なので、何か打ち込めることを見つけてください。そして、その道を追求する中で、数多くの困難や出会いを経験するでしょう。その経験1つ1つが貴方の人生を豊かにし、今後の人生を支えてくれる礎になっていきます。本気で「挑戦」すれば、"どう生きたいか" も見えてくると、私は信じています。そんな若者の挑戦を支えてくれる滋賀大経済で、第一歩を踏み出してください。