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滋賀大経済 最前線 鳥羽さんからの報告

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鳥羽 悠瑛(ファイナンス学科)
    2018年3月卒業 住友電気工業株式会社に勤務

バイタリティー溢れる大学生活

イメージ  私の大学生活は入学時に偲聖寮のチラシを発見したことから始まりました。この寮には実に多様な人が集まっており、そこでの出会いが現在の自分を形成していると言っても過言ではありません。
 まずは、体育会ハンドボール部の先輩との出会いです。ここから私は、ハンドボールを中心とした大学生活が始まりました。主務としてチームをマネジメントすると共に、仲間と共に勝利を分かち合うため練習に没頭してきました。その日々は、かけがいのないものとなっています。
 さらに、グローバルゼミと呼ばれるゼミとの出会いです。このゼミに所属していた寮の先輩から、様々な話をお聞きするうちに、いつしか自分も世界で活躍したいと考えるようになりました。そして、そのゼミで、世界で通用する財務経理の専門性とファンダメンタルを徹底的に鍛えました。

滋賀大学最前線から、途上国最前線へ

イメージ  このゼミで手に入れた問題意識から、4年次に1年間休学しフィリピンでの語学留学とカンボジアでの農業関係のビジネスインターンシップに挑戦しました。
 カンボジアでは、地方都市の現場に張り付いていたことから、日本人は自分だけという圧倒的なアウェーの環境でした。英語ではなくカンボジア語での仕事環境、同僚たちからの期待はゼロ、そんな状態から研修はスタートしました。そして、悪戦苦闘しながらも、熱意と誠実に取り組むことで、徐々に同僚から信頼を獲得し、多くの仲間を作ることができました。

新たな舞台へ

 途上国で滞在するうちに、世界のインフラ問題を日本の技術力で解決したいと思うようになりました。内定先の住友電気工業株式会社は、自動車のワイヤーハーネスや光ファイバー、交通管制システムなど世界屈指の技術力で世界のインフラを支えるだけでなく、常に新たな事業領域へ挑戦しており、そのような社風に惹かれました。
 ゼミで培った力を駆使し、「日本の技術を普及させることで、日本と途上国の生活基盤を支える。」これが仕事を通じて実現したい夢です。
 最後に、このような充実した大学生活を送れたのも、偲聖寮や部活、ゼミで出会った先輩方や同期、後輩たちのおかげでした。そして、専門分野の学問だけでなく、留学やインターシップなど、大学生活全般について指導して頂いたゼミの担当教授に、心から感謝しています。