経済学部

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滋賀大経済 最前線 フォンリーイーさんからの報告

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フォン リー イー(企業経営学科)
    2015年3月卒業 住友電気工業に勤務

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日本への留学を決意したきっかけ

 「このままでは世界で通用しない!」母国マレーシアのマライヤ大学で学ぶ中で、このことを痛感しました。そこから一念発起して日本語の猛勉強に励み、大学受験の勉強に没頭し、日本の国立大学への留学を実現しました。
 留学後に待ち構えていたのは関西弁や若者言葉の壁でした。勉学や生活に支障をきたす状況を抜け出すために、国際交流サークルに所属し、友達と交流する機会を増やしながら、様々な企画を実施する中で、関西弁の問題も克服しました。

専門性を極めるための交換留学

イメージ  経済学部では、いわゆる経済学部や経営学部で扱われている全分野の授業が幅広く提供されています。1-2年次は専門のコア科目を学び、その後は自分が学びたい科目を中心にした履修プランを柔軟に組むことができます。さらに、放送局や保育園での実践的なプロジェクト科目も体験でき、専門性を磨きながら、日本の文化への理解も深めることができます。
 大学2年次には、ファイナンスの勉強を極めるために、世界大学ランキング中第15位の米国最難関大学の一つであるミシガン大学アナーバー校で1年間の交換留学に挑戦しました。米国留学中、少人数のクラスを履修し、様々なグループワークを体験できました。多様な国籍の人との接し方を勉強でき、アメリカからアジアを見る目も養ってきました。

グロバール人材を育成する環境

イメージ  大学3年次には、世界に挑む学生が集まるゼミに所属し、白熱したプレゼンとディスカッションを目指して、あらゆる課題にチームで取り組みました。ゼミでの勉学を通じて、ディスカッション能力、財務経理の専門性、分析力などのファンダメンタルを鍛え、さらに、日本人の勤勉さ、おもいやりの精神、チームワークも学ぶことができました。
 一連の挑戦を通じて、着実に自己変革を遂げてきました。そして何よりも、世界に貢献するという思考を手に入れました。「意志あるところに道は開ける」、このことを経験から学び、人との出会いから全てが始まることを実感する経験となりました。内定先の住友電気工業では、海外拠点のマネジメントを担える力をつけたいと思っています。優れた技術を世界に広げ、アジア諸国の成長に貢献する。そこから、自らも世界で通用する実力を身に付ける、これが私の夢です。