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滋賀大経済 最前線 木下 怜香さんからの報告

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木下 怜香 (経済学科)
    2023年3月卒業 株式会社電通に就職

怒涛の大学生活

 小学生時代を上海で過ごした経験から、日本と世界との関わりに興味がありました。そのため大学入学直後にグローバルなゼミの存在を耳にした瞬間、そこに入ろうと決意しました。また同時に、体育会組織の巨大さにも衝撃を受けました。初めてのガイダンスの時には「勉強を頑張りたいから部活には入らない」と思っていた私でしたが、新歓で出会ったキラキラした先輩方に憧れ、気づけば女子バスケットボール部の門をくぐっていました。3年次にはこの部の主将を務めることになります。目標にしていたゼミにも入ることができ、順風満帆のはずの大学生活でしたが、コロナウイルスの影響でかなり窮地に立たされることになりました。

トライ&エラー

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 憧れのゼミはすべてオンラインになってしまいました。それでも、世界での活躍を目指す仲間たちとのゼミは最高に白熱しました。部活の運営では、長期活動停止に加え、公式戦の出場もできない中でも部のモチベーション維持に奔走しました。最後の練習試合ではOGの先輩方もお招きし、全員が笑顔で引退することができました。
 そしてもう1つ、コロナの影響を受けながらも完遂したのが、NYでの留学とインターンシップです。とくにインターンシップは、NYの人々に日本の魅力を伝えるマーケティングのしごとを経験し、その後広告会社を目指すきっかけになりました。

人生という登山

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 「美しい盆栽になるな、傷だらけの大木になれ。」これはゼミの教授に頂いた言葉であり、挑戦を続ける私のバイブルです。挑戦の裏に隠れた膨大な失敗も、今となっては1つ1つが夢を叶えるための布石であったと感じています。人生における目標達成を登山に例えるなら、今見えている景色は、滋賀大経済で学んだからこそ辿り着けた中間地点だと胸を張って言えます。そう思える素晴らしい出会いがあり、稀有な経験を積むこともできました。登山ではサポーターやチームの存在も不可欠です。滋賀大学には、皆さんの挑戦をサポートする環境も整っています。後輩の皆さんも、貪欲に自分の可能性を信じて夢を掴み取ってください。
 内定先の株式会社電通は、クライアントや世の中を支える真のパートナーとして、革新的な課題解決を通じて未知の領域への挑戦を続けています。そんな環境で、世界にインパクトを与えるような価値創造に挑みたいと意気込んでいます。