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滋賀大経済 最前線 中島さんからの報告

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中島 弘人 (経済学科)
    2024年3月卒業 三菱ケミカル株式会社に就職

日が暮れるまでテニス、学業も全力で

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 大学ではソフトテニス部に所属していました。全国国公立大会で優勝を果たすほどの強豪チームで飛躍的に実力を伸ばすため、日々の練習に励みました。2年次からは、パンデミックの影響で試合や練習の機会が制限されてしまいましたが、コロナ明けのリーグ戦で昇格を果たすため、練習の方式を工夫しながら部のモチベーションを維持してきました。残念ながら、自分たちの代のリーグ戦は中止となってしまいましたが、引退後に後輩の活躍を知るたび、100代続くソフトテニス部を次の世代に繋げることができたのだと誇りに思っています。
 また、3年次からのゼミでは、分厚い専門書を片手に、ディスカッションを通して徹底的にファイナンス分野の専門性を鍛えました。

世界に飛び出し、自分を見つめなおす

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 「大学時代に海外に出る。」これは中学時代の恩師からの言葉でした。「大学生のうちに、視野を広げてこい。」そんなメッセージだと受け取り、1年間海外に飛び出すことにしました。1年で最大限の経験を得るため、まずはアメリカ・ニューヨークで留学し、その後、インドネシアの首都ジャカルタでインターンシップにチャレンジしました。
 ニューヨークでは、シェアハウスでも多様な国籍のメンバーと対話する中で、異文化にも溶け込む適応力を身に着けました。

 インドネシアでは、現地の人材紹介会社の社長に直接アポを取り、転職支援活動のインターンシップの機会をいただきました。英語とインドネシア語の飛び交う中でのコミュニケーションは困難を極めましたが、ニューヨークで鍛えた適応力を活かし、営業職としてチームへの貢献度を高めていきました。最終的には、コロナ禍で未達であったチームの月次売上目標の達成に貢献することができました。

カタチのない情熱を、夢に変えて

 2か国での経験を通して、凄まじい経済発展の裏で地球が抱える様々な課題を知りました。これらをビジネスの力で解決したいという思いから、総合化学メーカーである三菱ケミカル株式会社に就職を決めました。ゼミで鍛えた財務経理分野の専門性を武器に、化学による問題解決の最前線でグローバルに活躍することがこれからの目標です。
 歴史ある彦根にキャンパスを構える滋賀大学経済学部は、勉学や研究だけでなく、課外活動や海外留学など、挑戦するのにもってこいの環境です。人生の方向性を決める大学時代に変貌を遂げたいと思うなら、ぜひ滋賀大で挑戦してみてください。きっと、同じ情熱を持つ仲間が皆さんの入学を待っています。