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リサーチ・コースについて

リサーチ・コースの特徴

 リサーチ・コースは、リスク研究を中心とした研究者、高度な研究能力を備えた高度専門職業人能力の養成を目指します。そのため、博士後期課程経済経営リスク専攻と連携した「リスク分析プログラム」の履修モデルを提示し、本学でどのようなリスク研究を行うことができるかを案内しています。前期課程の段階から後期課程への進学を念頭に置き、指導教員とよく相談しながら科目の履修をしてください。
 本コースは、自立した研究者として必要不可欠な能力を涵養するために、修士論文の執筆、特定科目として古典購読又はワークショップの履修が義務付けられています。古典購読では偉大な学者の思想を学び、ワークショップでは最先端の研究に触れて研究活動の醍醐味、厳しさを感じることができます。研究には独創性が強く求められますが、そのためには先行研究を十分に理解することが必要不可欠です。研究分野によっては、数学的手法や統計学的手法が多用されており、その修得には厳しい訓練が必要です。そのような科目も積極的に履修することを期待しています。

履修モデル

リスク分析プログラム
 経済学・経営学などの専門知識と高度な分析手法の修得を通じて、理論や実践へのアカデミックな能力の涵養を目指します。研究者を志す人や実務経験の学術的展開を探求する人へ、 4つの履修モデルの中で包括的な教育研究分野の科目を多く提供し、最先端の研究動向を踏まえた幅広く柔軟な分析力を培います。
 

履修モデル
提供する知識領域
授業科目(展開科目等)
1.リスク理論モデル リスクの基礎理論と先端的なリスク理論、リスク分析手法、リスクと経済倫理の関係の習得 リスクの経済学特講、ファイナンス数学特講、金融工学特講、国際金融論特講Ⅰ・Ⅱ、管理会計特講Ⅰ・Ⅱ、 経済思想特講、マクロ経済学特講Ⅰ・Ⅱ、オペレーションズ・リサーチ特講など
2.リスク管理モデル リスクの認識、リスクの回避、セーフティネットの設計を、経済・経営・金融・情報通信におけるリスク管理手法に基づき習得 信用リスク・マネジメント特講、保険リスク・マネジメント特講、実践的経営管理論特講Ⅰ・Ⅱ、国際会計特講Ⅰ・Ⅱ、 国際経済論特講、経営情報ネットワーク論特講、情報ネットワーク論特講、環境リスク管理論特講、労働経済論特講など
3.リスクと創造モデル リスク理論やリスク管理手法をふまえて、積極的にリスクを取りつつ、 企業を創造し、産業を創造し、地域を創造する環境整備の手法の習得 証券市場論特講Ⅰ・Ⅱ、マーケティング論特講、近江商人経営論特講、ベンチャー・ファイナンス論特講、 比較社会・文化論特講、社会学特講、行動科学特講Ⅰ・Ⅱ、組織行動論特講Ⅰ・Ⅱなど
4.データサイエンスモデル 医療統計、ビジネス統計などのデータサイエンスの応用に必要な専門的知識・スキル データサイエンス実務基礎、データサイエンス実務応用、医療統計学基礎、医療統計学応用、多変量解析概論、質的データ解析概論、時系列解析概論、統計コンサルティング、Academic Writing、標本調査法、多変量解析方法論、機械学習、人工知能論、社会調査法など

「リスク理論」、「リスク管理」、「リスクと創造」の3教育研究分野の内容は、次のとおりです。
1.「リスク理論」では、リスク概念の体系的な検討、リスク分析に不可欠の不確実性と確率理論、経済・経営・金融におけるリスク発生の可能性とその分析手法等、リスクの基礎理論と先端的なリスク理論、リスク分析手法、リスクと経済倫理の関係について教育研究します。
2.「リスク管理」では、リスクを認識し、リスクをいかに回避し、損失を予防し、いかに適切にリスクを保持するか、いかにリスクを移転するか、いかにセーフティネットを設計するかについて、経済・経営・金融・情報通信におけるミクロとマクロのリスク管理手法に基づき教育研究します。
3.「リスクと創造」では、リスク理論やリスク管理手法をふまえて、積極的にリスクを取りつつ、企業を創造し、産業を創造し、地域を創造する環境整備の教育研究を中心に行います。
*これらの科目を履修することにより、後期課程進学した際に申請によりリスク発展科目2単位の履修が免除されます。