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講演会「国際連合世界食糧計画WFP 2020年度ノーベル平和賞受賞とSDGs17目標達成に向けて」

                     ※クリックすると拡大されます

日  時: 11月25日(木)14:30-16:00fb.png1125Poster.JPGtw.png

報告論題:「国際連合世界食糧計画WFP 2020年度ノーベル平和賞受賞とSDGs17目標達成に向けて」

場  所:セミナー室Ⅰ(大)

開催様式:対面とオンラインの併催

参加申込み:下記ボタンよりお申込みください。

◆この講演会はプロジェクト科目B「Global Business」の関連講演会です。

◆下村氏はZoomでの講演、鈴木氏は対面での講演となります。

報 告 者: 下村理恵(国連WFP日本事務所政府連携担当官副所長)

報 告 者: 鈴木邦夫(認定NPO法人国連WFP協会理事・事務局長)


講演報告2020年度ノーベル平和賞受賞とSDGs17目標達成に向けて」

下村 理恵様  国連 世界食糧計画WFP 日本事務所 政府連携担当官、副所長

鈴木 邦夫様  認定NPO法人国連WFP協会 理事・事務局長

 世界最大の人道支援機関「国連世界食糧計画(以降WFPと表記)」及び日本での支援機関である「国連WFP協会」からのSDGsに対する取組みやノーベル平和賞受賞経緯についての講演を通じて、出席者は、グローバル規模で人道的SDGs目標を達成しようとする活動の実態やその意義に触れ、より広い視野でSDGs活動について考える機会を得た。

 現在、地球上での飢餓人口は8.1億人で、その飢餓発生背景には、紛争・コロナ禍・天災・飢えと不平等・男女不平等・気候変動がある。この中で、WFPはSDG2「飢餓をゼロに」を主活動目標に掲げ、現在80か国で1.12億人へ人道支援を行っている。具体的には、WFPは 緊急食糧支援、食糧支援後の自立支援、学校給食提供、栄養失調撲滅等を進め、飢餓をゼロにすることを始点に、人々の自立を促し豊かで発展性のある社会の構築と拡大を目指す(SDG2から1,3,4,8,9,10等へ発展的水平展開)。但し、飢餓がある限り終点はない。この発展的水平展開の実績が世界的に高く評価され、ノーベル平和賞を受賞することとなった。

 「誰一人取り残さない」をモットーに、全世界で昨年1月より「SDGs17行動の10年」が始まった。これら17の指標其々に日本として達成すべき数値目標が政府より提示されているが、地域・産業・企業・他活動団体単位での具体的数値目標の配分がされていない(容易ではない)。その結果、多くの活動団体は各々の特質やESG要求に応じてのみ行動を開始していること、自団体に利益とならない指標への関心・関りの低下、それぞれの行動の持続性に対する不安、行動領域の偏りを事前に把握・是正することの難しさ等の問題や懸念が生じている。このような状況の中では、今現在を生きることすら困難な人々への人道支援が、我国で加速して行く可能性に確信を持てない。日本はその立場(G7国)にふさわしいバランスの取れた目標達成度を期待されているが、その為には、現状進行中の行動を強化させつつ、人道支援や人権尊重分野でも、より多くの人々からの直接的行動や幅広い支援を活発化させることができる社会体制の構築を、SDGs教育強化(例:小学校低学年から)や新たな仕組みの導入(例:国による支援インセンティブ制)を通じて開始させるべきである。その変革SX(Society Transformation)の第一歩は、SDGsに対する視点や考え方を多角化させることであると強く信じる。また、このような行動を2030年末に終わらせてはならない。

  今回、御多忙の中講演いただきました講師の下村氏と鈴木氏、開催に当たりご支援を賜りました滋賀大学内関係者の皆様はじめ全参加者に深謝致します。当日参加者数は、対面参加者48名・ZOOM参加者57名、合計105名でした。                       (文責 安野信之)

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本講演に関するご質問は

滋賀大学経済経営研究所
TEL : 0749-27-1047
FAX : 0749-27-1397

E-mail:ebr@biwako.shiga-u.ac.jp までお願いします。