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プレゼン力を鍛える

社会人基礎力育成プロジェクト2016秋
プレゼン力を鍛える

本プロジェクト科目は、社会人基礎力育成プロジェクトとして、発信力や柔軟性、情況把握力の向上を目的に実施しました。講師に株式会社いろあわせの北川雄士氏を招聘し、情報の受信・整理・発信の機会を最大化し、個々のコミュニケーション能力の向上を目指した講義と実践を行っていただきました。

扱うテーマは「自分というしごと」です。自らの価値観や経験/性格の強みと弱みを受発信しながら認識できるようにします。異なる環境や価値観の人の考え方に触れるプロセスを通じて、自らと向き合う機会を創りだし(自己分析)、見せ方・伝え方を工夫することで、プレゼン力を鍛えるものです。今回の授業では、テクニック論としての伝える力の向上だけではなく、本来伝えるべき「私は何を考えているか/大切にしているか」にフォーカスを当てた授業構成にしました。

具体的に講座全体を通じてやり続けたことは、下記の2 点です。
●毎回必ず何かについてプレゼンを全員が行う(経験値を増やす)
●プレゼンテーマは、絶対的な正解の無い価値観や考え方を扱う(正解を創るクセをつくる)。

授業前半は、それぞれの思考特性/行動特性の違いを可視化することで、個々人のタイプが違う=考え方や発信の仕方が違う、ということを認識してもらうことでした。その上で傾聴力について深掘りし、2 人1組で、相手へのデプスインタビューを行い、耳を傾けること、価値観は違うこと、自らの魅力を客観的に相手に見つけてもいました。

後半は「失敗とは?」「モチベーションとは?」「夢とは?」「はたらくとは?」という、何れも答えのない問いに対して、毎回異なった社会人を講師に迎え、持論を展開しながら学生の頭の中をかき回し、ディスカッションを踏まえて「私にとっての◯◯とは?」ということをプレゼンしてもらいました。答えの無い回答を人に伝えることで、自らの考えを整理する場になり、個性の数だけ違う回答が出て来ることも実感してもらう場になりました。

最終講義では講座全体を踏まえ「自分とは?」についてプレゼンをしました。日本に古くから伝わるプレゼン手法である紙芝居形式で、伝えたいことを3 枚にまとめてストーリーを創り、聞き手にわかりやすく伝えることに挑戦しました。結果、15 人とも全く違う視点で意見を出し、またそれらが大変魅力的に相手に伝わる、というカタチで結実しました。自らが何を大切にし、どう生きていきたいのかについて、自信を持っプレゼンした経験から、就職活動や社会に出たときに、自ら正解を創れる自分と向き合うキッカケになったと思います。

今回受講者が15 名だったこともあり、非常に濃い授業とフィードバックを行うことができました。結果として受講者満足度も高く、場慣れしていく中での実際のプレゼンスキルの向上が手に取るようにわかったことも良かったです。