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社会人基礎力育成プロジェクト2015秋 凸凹とのつき合い方-報告

もし自分自身や周りの人の「凸凹」をもっと受け止めて活かし合うことができたら…。これまで学生たちのグループワークを見ていると、メンバー同士でうまくチームワークを取れないまま、作業や話し合いが難航してしまうことが多いようでした。本プロジェクト科目では、3人のゲスト講義の話を軸として、「凸凹」について個別に考えたり皆で話し合ったりしながら、それぞれの学生が、自分なりの人づきあい・自分づきあいのあり方を構築することを目的として実施しました。

最初のゲストは、牧原ゆりえさんと長田誠司さん。チリの経済学者Max=Neefが提唱する「ていねいな発展」を題材に、根本的なニーズは何なのか、それを満たす様々な手段やモノ・コトのうち何を選ぶのか、について風船を使った体感ワークも交えながら、学びました。2人目のゲストは、フリーランス保育士の小竹めぐみさん。凸凹でも豊かな人生を送ることができるようになった、彼女の過去の葛藤と変化のプロセスについてお話を伺いました。貝がらを使ったワークショップも印象的でした。3人目のゲストは、大阪で若者支援に取り組む古市邦人さん。大手企業に就職したけれど違和感を抱えて転職し、今の働き方にたどり着くまでの経緯や、現在の仕事と個人の活動について、楽しそうに真剣に「働く」ことを語る古市さんに触発された学生も多かったようです。その他、Wishリスト、自分史づくり、自分の取扱説明書づくり、幸せの4因子など、自分と向き合うワークも多く実施したことで、自分自身についてより深く見つめ直すことができたとともに、同じ大学内でも多様な背景・考えを持った人がいることに気づけたようです。

学生からは「自分自身を変えるのではなく、今の自分とうまくつきあっていくためのきっかけを学べた」「将来に関して不安でいっぱいだったのは、自分がまだ一歩を踏み出していないから。夢を語るだけじゃなく、小さなことからでも行動に移していきたい」「最初はものすごく自信がなかったが、様々な人の考えに触れた驚きや発見、自分を見つめ直した気づきで、良いところは誇りに、そうでないところもそれはそれとして認めたくなった」などの感想がありました。自分と価値観の違う人たちとはなかなか付き合う機会がないですが、今回のプロジェクト科目を通して、様々な考え方をしたゲストの皆さん、そして同級生との対話を重ねたことで、まずは自分自身ともっとうまくつきあうことができるようになってくれればと思います。