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社会人基礎力育成プロジェクト2014秋 対話力-報告

立場や意見の異なる人々と共創していける力としての「対話力」を身につけることを狙いとして本プロジェクト科目を開講しました。そもそも「対話力」とは何なのか、どんな聴き方・話し方をしたらよいのか、実際の社会ではどのように「対話」が活用されているのか、といった内容を、私から紹介しつつ、受講生みんなで一緒に考えながら深めていきました。


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授業の前半では、「そもそも対話とは?」をテーマに話し合うことで、会話や議論との違いを探ったり、自分たちの身近なテーマで対話の姿勢を意識して話し合ってみるとどんな違いがあるかを感じてもらったりしました。また、対話力の要素として「聴く力」と「伝える力」を挙げ、2~3人での対話型インタビューを通して、聴く姿勢の違いによって話しやすさが違うことに気づいてもらったり、自分の聴き方・話し方のクセに気づくきっかけをつくったりしました。


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授業の後半では、実際に対話が使われている場として、「イノベーションを加速するプラットフォームづくり」に取り組むNPO法人ミラツクの活動を紹介し、相談というコミュニケーションから協力を生み出す、という対話の場を体感してもらった他、ハーバート大学のサンデル先生の対話型講義をTEDプレゼンテーションで見ながら、実際に同じテーマで授業内でも対話を試みました。対話の場づくりを仕事としているNPO法人home's viの二人を招いたゲスト講義も行ったことは、普段とは違う授業のやり方で面白かったのと同時に、仕事として成り立っているのが不思議だったようで、学生たちの印象に強く残ったようです。


また、学生がみんなで決めたテーマで対話をしてみる回も設け、最終的には「人が恋する理由とは?」に決まりましたが、対話のテーマ・問いを決める難しさを感じたり、対話のテーマによって、話しやすかったり難しく感じたりするなどの反応もありました。


受講した約30名の学生からは、「最初、対話力はコミュニケーション力とほぼ同じものかと思っていた」「対話力の中でもとくに聴く力、話を引き出す力をもっと磨いていきたい」「授業を通して、今まで学内で出会ったことのなかった人たちと、さまざまなテーマで対話することができて面白かった」などの感想がありました。