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働き方探求プロジェクト2013春 吉本新喜劇から学ぶ-報告

「授業で何が得られるのか」という自己メリットを優先しがちな学生が多い中、「先に頭で考えず、まずはやってみて、現場から学ぶ・体で学ぶ」という体験型のPBL授業として実施した。授業を通じて地域活性化をはかり、滋賀大生の地域貢献にもつなげることも念頭とした。


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17名の履修生が、笑いによる地域づくりの実例を通じて、吉本興業の企業戦略や地域活性化プロデュース方法、組織運営などを学んだ。この取り組みは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーのプロデューサーや作家から直接演技指導を受け、役者や地元の方々と一緒に舞台を作り上げるという日本初の試みだった。 履修した学生からは、「地域を良くするためにはその地域の人自身が考え行動しなくてはいけない。物事は様々な人が関わり協力することでより良くなる。これらは企業にも活かせるのではないか」、「大勢の人が集まって出来た組織を動かすために情報の伝達は非常に重要だった。スムーズな情報伝達と組織のまとめ方・動かし方は非常に勉強になった」、「イベント運営を通じて世の中は理論だけでは通用していないと感じた。座学で学ぶことがすべてではなく、この理論が社会ではどのように適用され応用されていくのだろうと考えながら勉強していきたい」との感想を得た。また、地域の実行委員会の皆さんからも、「大学生という若さがもたらす効用が十分に発揮されたイベントになった。ぜひこれからも力を貸していただきたい」と今後に大いに期待をされるなど、大学生の学びだけでなく、滋賀大生の地域貢献にもつながる取り組みとなった。 課題と所感 学外活動では社会と学生のギャップが明確になる。特に今回、劇を作るという大人との協働プロセスにおいて、時間・約束を守ることや感情のコントロールなど、一人の社会人として責任を求められた。その感覚に乏しい学生と地域社会をコーディネートしていくことが難しくもあるが、やりがいでもある。学生らは大人との価値観の違いに大いに悩んだが、それは貴重な異文化体験になった。「多様な価値観と出会い、新たな価値観を創造できる力」の育成に、この授業は有効なトレーニングであった。


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