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働き方探求プロジェクト2012秋 カフェ経営に学ぶ-報告

社会で働く様々な人々との交流を通じた体験・学びの場として、彦根市内のNPO法人五環生活で新規オープン予定のカフェスペースの運営について企画提案を行うことを主眼に実施しました。履修希望者として、将来自分でもカフェ経営をしたいという学生や、カフェという自分でも興味のある場の経営を考えてみたいという学生など、定員数を大幅に超える応募があり、「カフェ経営」というテーマに対する学生の関心の高さを感じました。

授業は基本的に3部構成のグループワークで進めました。最初に、自分や仲間のカフェへの関心を掘り下げるために、基本的な講義を行った上で、自分にとっての「とっておきのカフェ」はどんなところなのか、人気のあるポイントは何なのかを調べてきてもらい、それをグループ内でシェアしながら対話を行いました。続いてグループごとに市内のカフェ各5店を対象にオーナーへのヒアリングや観察を通して、立地特性やコンセプト、顧客層、主な商品構成などを調べることで、市内のカフェの現状を探りました。

こうした下準備を踏まえて、NPO法人五環生活のオフィスを訪問し、カフェ立ち上げを担当するスタッフから、活動全体の概要やカフェ立ち上げへの思いを聞くとともに、スペースの広さや間取り、雰囲気などを現場で確認しました。企画を考えていく上では、周辺地域も含めてカフェとなる場の可能性と、運営にかかわる人たちの持ち味や思いを最大限に引き出せるような企画をグループワークで立案できるように促しましたが、運営主体から提示された「サイクルカフェ」というコンセプトの制約をどう生かしていったらよいのか悩んだ学生も多かったようです。グループごとに検討を重ね、間に中間プレゼンテーションをはさんで、方向性を確認しつつ、最終プレゼンテーションを行い、どちらのプレゼンテーションでも、実際に市内でカフェ経営に携わっている、ほっこりカフェ朴の中村さんや珈琲セブン社の平塚さんをコメンテーターとしてお招きし、的確なフィードバックをいただきました。

単に飲食業としてだけではなく、人と人が出会う場を実現できる、自分らしい働き方の選択肢として「カフェ経営」に人気が高まっていますが、市内カフェのヒアリング調査や現場視察、そして中間と最終のプレゼンテーションを通して運営主体や近隣のカフェ経営者からフィードバックをもらうことで、学生たちは、憧れだけでは続かない厳しい現実もあることを感じることができたようでした。

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最終プレゼンテーションの様子
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カフェ経営者からのフィードバック