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地域活性化プロジェクト2017秋 ひこねの旅を企画する

このプロジェクト科目では、彦根にかかわる旅の企画を試みました。彦根には多くの観光客が訪れている一方で、そのほとんどが日帰り観光客であり(「彦根市観光振興計画」平成28年)、外国人観光客の訪れる場所も彦根城とその周辺施設が中心(「外国人観光客の実態に迫る」2017年春調査)という情報があります。彦根を訪れた人たちにより長く滞在してもらい、もう一度来たい、と思ってもらえるようにするためには、彦根の観光資源を多様にすることが必要であり、それが観光を通した地域活性の一つの方策であると考えられます。そのため、このプロジェクトでは、新たな旅の企画をすることで、彦根の旅の選択肢を増やすことをねらいとして設定しました。

授業では、まず彦根のまちや観光の現況についての理解を深めるために、地域おこし協力隊の久保さゆりさん、渡邊克己さんを講師としてお迎えし、地域と観光の視点から企画を立てることについてのご講演をいただきました。そして、参加学生が各自で作成した企画案をもとにグループをつくり、そのグループごとに企画を立てて検討を重ねていきました。

二回の中間発表を経て実施した公開の報告会では、キャッスルロード食べ歩きマップ、彦根観光を中心とするバスツアー、スイーツサイクリング、釣り人と観光を結びつける情報共有ウェブサイト、男子・女子・カップル向け春の散策コース、映画の撮影地をめぐるコース、ビジネスの観点からの結婚・婚活に関するイベント、カロムEXPO、彦根のまち・自然を紹介するマップ、を主題とする9つの企画提案がありました(本ページ記載の写真は企画のなかで作成された成果物の一部)。報告会には、彦根にて観光に関わっておられる方々にも出席いただくことができ、その場を通して企画についての考えと議論を共有することができました。

企画を立てて検討を重ねる過程では、彦根のまちを歩いたり、まちを訪れている方やまちで暮らしている方々に話を聞いたり、ということに取り組んだ学生がいました。また、彦根のまちで営まれていることや、日ごろ彦根に住むなかで考えていたことに目を向けて、企画を提案してくれた学生もいました。こうした様子を見る限り、参加学生にとっては、自らが学生生活を送っているまちについての新しい側面を知る、まちのことを振り返る機会にもなったように思います。今回の授業では、提案を実現させるところまでを行うことはできませんでしたが、いまの自分とその周囲の生活環境を充実させていく発想を得て、日々の学びをその発想の発展に活かすきっかけとなっていればと思います。

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