経済学部

TOP国際交流国際交流&グローバル人材育成 ≫ 経済産業省主催「国際即戦力育成インターンシップ事業」第3期生

経済産業省主催「国際即戦力育成インターンシップ事業」第3期生

国際交流&グローバル人材育成のTopページ へ戻る

濱岡聖也 (ファイナンス学科)
  経済産業省主催「国際即戦力育成インターンシップ事業」第3期生

はじめに

イメージ  私は2014年度、経済産業省が主催する「国際即戦力育成インターンシップ事業」の派遣メンバーとして選抜され、 南アジアに位置する世界最貧国バングラデシュで6ヶ月間のインターンシップに挑戦しました。 陸上競技部で主将の役割を通じて培ってきたリーダーシップとゼミで磨きあげた財務の専門性とグローバル思考を世界の舞台で発揮してみたいという気持ちを抑えきれず、 1年間休学して本事業に参加することを決意しました。

世界最貧国で修行の日々

派遣先企業と研修内容
イメージ  私は、バングラデシュ第二の都市チッタゴンにある従業員10人足らずのIT企業に派遣されました。 そこでは、主に日系企業への営業、広報活動の一環として日本に向けて現地の情報を発信することを担当しました。 特に、現地でも知名度が低い会社だったので日本・バングラデシュでの知名度向上、更にそれを通じて営業成績を改善させることに注力しました。
成果
  1. 主催者として、現地IT企業に勤めるITエンジニアを対象にしたITセミナーを2回開催しました。自ら情報を発信することで、世界中から仕事を獲得することができるという感覚を植え付けるとともに、国内のIT企業との人脈を形成することに成功しました。
  2. 現地でWeb開発を先行している大学生をインターンシップ生として受け入れ、実際のプロジェクトに関わってもらいながら、実践的な力を身に付ける手助けをしました。加えて、大学との関係性を築くことで、優秀な人材を継続的に獲得できる環境を作り上げることに貢献しました。
  3. 日本一有名な海外旅行用ガイドブック「地球の歩き方」で特派員として公認され、公式サイトでブログを書かせていただいていました。その結果、日本で一番有名なバングラデシュ関連のブログサイトにすることができました。

全国の猛者達との戦い

イメージ  帰国後には、各国の派遣メンバーとの意見交換会や新規ビジネスプランをテーマにした学生によるプレゼンテーション大会が開催されました。名だたる大学から30名近い学生が次々に発表していく中、私は最後に発表させていただきました。ゼミで鍛えたプレゼン能力と現地で考え抜いたビジネスプランを信じ、全ての力をぶつけました。結果、3位入賞を果たしました。

おわりに

イメージ  出国前の1~3週間に渡る事前研修(リーダーシップ論、英語での交渉術、現地語研修等)や帰国後報告会(現地人のマネジメント方法や日系企業が進出する上での課題等に関する意見交換)が実施され、計8ヶ月に渡って数多くの方からご支援をいただきました。来年度も本事業が開催されることが決定致しましたので、本学の学生が本事業の派遣メンバーとして世界各国に羽ばたけることを楽しみにしております。       
 最後になりましたが、この場をお借りして、本事業を通してお世話になった全ての皆様に熱くご御礼申し上げます。本当に有難うございました。

「国際即戦力育成インターンシップ事業」について

ご関心のある方は、下記の情報をご参考ください。
・HP
http://intern.hidajapan.or.jp
・成果報告ページ
http://intern.hidajapan.or.jp/career/results_2014.html
・インターンシップ報告書(私の報告書は、296・297ページに掲載されています)
http://intern.hidajapan.or.jp/career/images/pdf/intern_case2014.pdf
・地球の歩き方特派員ブログサイト
http://tokuhain.arukikata.co.jp/chittagong/