上田大夢（企業経営学科）
経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」
はじめに
私は経済産業省主催の2016年度「国際化促進インターンシップ事業」の派遣生に選抜され、南米ペルーで6ヶ月間のインターンシップに取り組みました。大学で鍛えたリーダーシップとチームでの問題解決能力を武器に、自分が世界でどこまで通用するのか挑戦したいという思いで、本事業への参加を決意しました。
地球の裏側ペルーでの挑戦
派遣先企業と研修内容
私は、ペルーの首都リマにある国内最大規模の食肉加工企業の新規事業設立部門に派遣されました。主な活動としては、ペルー政府との共同事業への参加と、新規商品である有機肥料の製造工場における品質管理の2つに取り組みました。特に工場での品質管理については、責任者としてプロジェクトを進めました。
成果
- ペルー政府と半官半民の事業を立ち上げ、農業・畜産業・食品加工業に携わる小規模企業を対象とした研修の実施や技術導入のサポートを行いました。派遣の最後には、財務面での支援という新しい支援方法を提案し、来年以降採用されることになりました。
- 新規製品である有機肥料の商品に表記されている重さと実際の重さが異なっているという問題が発生し、責任者として問題解決に当たりました。チームのメンバーや上司と何度も意見をぶつけ合い、問題解決の方法を提案しました。
- 受入機関の最高経営責任者や経営幹部を相手に、新規事業をプレゼンしました。将来的に提案した事業を展開することを検討したいという高い評価を頂きました。
おわりに
昨年７月に派遣生に選抜していただいてから９か月間、多くの方々からご支援を賜りました。事前研修では海外で仕事をする際に必要な知識を学び、帰国報告会では各国でユニークな経験をしてきたツワモノ達と白熱した議論を交わすことが出来ました。
最後になりますが、この場をお借りして、本事業を通してお世話になった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
「国際化促進インターンシップ事業」について
ご関心のある方は、下記の情報をご参考ください。
事業HP
http://intern.hidajapan.or.jp/