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経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」1

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石坂拓馬(経済学科)
  経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」

ゼミで培った力で世界へ

イメージ 私は経済産業省が主催する、「国際化促進インターンシップ」の2016年度派遣メンバーとして選抜され、近年経済成長の目覚ましいインドで6ヶ月のインターンシップに挑みました。大学のゼミで学んだことが大きな転機となり、グローバルな問題意識の芽生えや、海外で活躍される先輩方に刺激を受け、社会に出る前にこそ世界の厳しいビジネスの舞台に身を置きたい、異文化で生活できるタフさを身に着けたいという想いから本プログラムに参加することを決めました。

舞台は経済成長の凄まじいポテンシャルを持つインド

イメージ 首都ニューデリーで、複数の事業を取り扱うベンチャー企業に派遣され、インド全土でも注目を集める若手実業家の下で働くことが出来ました。私が特に力を入れて取り組んでいたのは、主力事業の日本食デリバリーの経営改善と新規ビジネスプランの企画、運営です。それらを通じてまだ歴史の浅い会社の規模拡大に貢献できるよう、毎日慣れない異国の地で邁進して参りました。

成果

  1. 地元農家の方と直接交渉して、オーガニックのにんにくの栽培、独占購入契約を締結し、それを大々的に打ち出した新作商品を販売しました。会社のCSRとしても掲げ、インド全土で好評な売り上げ数を記録しました。
  2. 相互にマーケティングすることでお互いの利用者を増やすことを目的に、ビジネスホテル、ゲストハウスを飛び込みで営業して回り、月間売上前年比25%増に寄与しました。
  3. 社内コンペティションを開催し、その中で提案した配置薬ビジネスのインド展開案が採用されました。余剰の配達員や顧客データの分析など、既存のリソースを活用しつつも斬新なモデルであることが評価され、この春から稼働予定です。

おわりに


イメージ 本プログラムに参加が決定してからの計8カ月間、派遣前のグローバルリーダー育成研修や派遣中の安全危機管理、帰国後の報告会など様々なサポートがあってこそ最大限のパフォーマンスが発揮できました。この素晴らしいプログラムに挑戦し、様々な経験を積んで帰ってくる本学の学生が来年度以降も輩出されることを祈っています。最後になりますが、本事業主催の経済産業省をはじめ、HIDAならびにJETROの各関係者様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
・HIDA URL
http://intern.hidajapan.or.jp/