経済学部

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高橋 直子(会計情報学科)
    2015年3月卒業 住友電気工業株式会社に勤務

私と中国語との出会い~立志編~

イメージ  「世界中のたくさんの人と話せるようになりたい!」そんな安易な理由で第二外国語に中国語を選びました。そんな中、授業で新たな中国語を知る度に、日本語には無い珍しい発音や声調、そして長い歴史をもつ中国文化の大胆さに魅力を感じ、心から中国語をおもしろいと感じるようになっていきました。
 大学主催の語学研修で1年の冬に初めて中国へ足を踏み入れ、想像をはるかに越える日本との環境の違いに、更に中国への興味は深まりました。そこで、留学中の本学の先輩と現地で会い、流暢に中国語を話すその素敵な姿を見て、「私も来年絶対に中国へ行く!」と決意し、帰国後、交換留学を視野に入れて「聴く」「話す」をメインに猛烈に勉強に励みました。

私と中国語との出会い~留学編~

イメージ  私は、2年次に交換留学生として選抜され、大連の東北財経大学で1学期間を過ごしました。英語も日本語も通じない環境の中、泣きながら筆談をして心が折れそうになることもあれば、デモの影響で周囲から厳しい目で見られることもあり、毎日重い飲料水を部屋まで運んだり真冬に水風呂を浴びる、という修行のような貴重な日々も経験してきました。
 今までの常識が通用しない生活に戸惑いながらも、目の当たりにした文化や環境の違いから、「グローバルな視野に立つこと」を強く自分の中で意識するようになりました。この留学生活では、自分と違う価値観をただ拒絶するのではなく、相手のことを知りたいと思う好奇心と、まずは一歩踏み出してみるチャレンジ精神をもつことの大切さを学ぶことができました。

未来の私、成し遂げたいこと

イメージ  大学で鍛えた財務経理の専門性や語学力、更に留学生活での経験を活かして、世界に通用し、働きかけられる人間になることが私の人生の目標です。内定を頂きました住友電気工業(株)は、海外での売上高が約6割を占めるグローバル企業です。これから更なる海外進出が展開されると予想し、そのような大きな国際舞台で自分の立ち位置をしっかりと把握することが自分自身にとって重要になってくると考えます。世界のインフラ・経済問題を財務面から支えていける、かけがえのない存在になれるよう精一杯努めて参ります。

受験生の皆さんへ

 滋賀大学には、SA(Study Assistant)という制度があります。アシスタントといっても、ただ講義の補助作業をするだけでないのが本学固有の特徴で、なんと自分が教壇に立って演習講義を展開することが出来ます。受講生側からは、「年の近い先輩だと質問しやすい、教壇に立っているのが同じ大学生だと思うと自分も勉強を頑張れそう」という前向きな意見が出るほど人気の制度です。
 私は、本学に入ってから、新たな自分をいくつも発見してきました。未知の世界に飛び込める自分、新たなことに好奇心をもって取り組める自分、大勢の前で講義をする自分…どれも今までは自分では気づけなかった私の一面です。
 そんな「自分を発見できる、挑戦の場」が本学にはあります。あなたも、この琵琶湖の大自然のもとで新たな自分を発見してみませんか?