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大山 柚貴(経済学科)
    2015年3月卒業 東京海上日動火災保険株式会社に勤務

ボート競技との出会い

イメージ  私は学生時代、体育会ボート部に所属していました。高校まで、体育会系部活とは無縁の生活を送ってきた私にとって、ボート部への入部はとても大きなチャレンジでした。学内でも特に厳しい練習で知られるボート部での生活は、決して生易しいものではありませんでした。また、入部当初、女子の選手がいなかったこともあり、競技力やテクニックの面で他大学とは雲泥の差がありました。女子の復興を最終目標として掲げ、活動を始めましたが、そのような環境の中で、挫折し退部を考えたことも一度や二度ではありませんでした。
 しかし、周囲との協力や自分自身の努力によって、この3年半で女子選手の数も少しずつ増え、3年生の秋の大会では、長年の悲願であった優勝という実績を残すことができました。大学生活における3年半という時間をボート競技に費やしたことによって得られた経験は、何物にも代えがたい大切な財産になりました。
 「究極のチームスポーツ」とも言われるボート競技において、何よりも大切になってくるのは「いかにチーム一丸となってパフォーマンスを上げることが出来るか」ということです。このことは、就職活動が始まった後、将来自分が働く企業を選ぶ上で、とても大切な軸になりました。

将来の夢

イメージ  主にボート部と所属していたゼミでの経験が、私が就職活動を行う上での大きな軸となりました。具体的には、「チームで目標に向かい仕事ができること」「周りに魅力的で尊敬できる人物が多いこと」「社会基盤を支える役割であること」の3つです。
 内定をいただいた東京海上日動は、それらの軸に一番フィットしていました。将来は、社会における「縁の下の力持ち」としての役割を担い、企業や人々が果敢に挑戦できる基盤を提供する仕事をしたいと考えています。
 また、私自身が目指したいと思えるような方が多くいらっしゃっることも東京海上日動の魅力です。そのような方々に一日でも早く追いつき、関わったすべての人を幸せにできるような魅力的な人間になりたいと考えています。

滋賀大学の魅力

 滋賀大学経済学部は、一つのキャンパスに一つの学部という非常に小さい規模でありながら、6つの学科の講義を自由に組み合わせて履修できることが大きな魅力です。また、規模が小さいからこそ生まれる魅力として、学生と教授との距離や学生同士の距離が近いということがあげられます。将来の進路に関して、とても親身になって考えてくださる教授や先輩方のおかげで、自信を持って就職活動に臨むことができました。
 そして、3年次から始まるゼミでは、自分自身の興味関心に合わせて、学科の垣根を越えてゼミ選びをすることができます。このゼミ選びは、就職活動を行う上でも非常に重要になります。私は、企業やプロジェクトの価値評価について学ぶゼミに所属しています。そこでは、グループワークや徹底討論を通じて、部活動や一般の講義だけでは鍛えることのできなかった能力を徹底的に鍛えることができました。ゼミでの勉強量は膨大で、文武両道を達成することはとても困難なことでした。しかし、その困難に正面から立ち向かい、そこで出会った仲間と切磋琢磨できたことで、将来取り組みたい仕事や目指したい人物像が見えてきました。

受験生のみなさんへ

 滋賀大学経済学部は、多様な教育システムとキャンパス活動が充実しています。このことは、将来自分がどのような人間にでもなることができるという無限の可能性を秘めています。また、大学というフィールドにおいて自分の夢を追求する上で、将来の夢につながるような活動や勉学に挑戦しなければならない時もあります。そのプロセスの中で、とてつもなく大きな困難を乗り越えなくてはいけない場面も出てくるでしょう。しかし、そのような困難に直面した時、それに立ち向かい、乗り越えてゆくための環境が滋賀大学経済学部にはあります。どうか、自分自身の夢をしっかりと持ち、その実現のための第一歩をこの大学で踏み出してください。